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第1回ツーリング日記 北海道編② ~アイヌの金塊を探して~

  • 執筆者の写真: Chip Jacky
    Chip Jacky
  • 2020年6月9日
  • 読了時間: 11分

更新日:2020年6月11日

 もちろん①を読んでからのほうがいいですが、②から読んじゃっても君の生活には何の影響もない。読んじゃお読んじゃお。

 

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 てなわけで2日目、気が遠くなるほどの時間をフェリーで過ごし、外を見ると驚き!晴れている!夜の間はずっと時化てたんで、不安だったのよ~。フェリーは苫小牧についたけどすぐに下りられるわけもなく、結局14:00くらいまでずっと船の中で昼寝をする羽目になったが、何とか北海道に上陸することに成功しました!まずロクにメシも食ってない俺たちが向かった先は.....


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 これよ。ジンギスカン!初めてでした。結構においキツイのかな~って思ったけどそんなことはなかったぞ。そこいらのチェーン店のジンギスカンだったけど結構おいしかったから、いつかもうちょっと高めなジンギスカンをむさぼり食らいたいな~





 俺たちが北海道で真っ先に向かった先は「登別温泉」。なぜなら俺たちは温泉好きだし、温泉に入った後酒を飲まないとやってられないからです。地図でいう苫小牧から西にひたすら走るわけなんだけど、道がとにかく広くて景色がキレイ!北海道に来たんだな~って実感しましたわ。あと、道にキタキツネが飛び出してきて引きかけるなんて北海道でしかできない経験をできました。北海道の道路交通事情といえば、とにかく車の速度が一般道でも高速道路並み。また、車がとにかくきったねぇ(偏見)!たぶん雪とか雪とかで車が汚れることが多いんじゃないかな(適当)。下の写真は迷っている俺たち。

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 登別温泉、到着です.....北海道は距離が広すぎて何だたったの100kmか~、とかなるから感覚がもうこれわかんねぇな。でも日が落ちる前に到着できたので、ヨシ!

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 俺たちが登別温泉へチェックインしてまず最初に向かったのは右の写真のセイコーマート!これは北海道にしかないコンビニで、ここでしか売られていないものがたくさんあったり、HOT CHEFとかいうコーナーの料理がおいしかったりするので、北海道に旅行に来た人が1度は行くチェーン店なんですね~。下の写真は北海道限定ガラナ!ドクペ?みたいな?よくわかんないけどガラナ味でうまかったよ。


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 右の写真は登別の地獄谷と呼ばれる硫黄地帯。奥までは行かなかったけど、相当歩いて奥まで進めることができるようだ。そこかしこから硫黄の匂いがしてたけど観光客はみんな奥のほうに歩いて行ってました。何があったというのか。

 その後、旅館に戻り俺たちの大好きな♨に入りましたが、かなり美しい露天風呂で2人で長いことぼ~~~~~~~~~~~~~~~~~っとしてました。

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 温泉の写真を載せられないことと、俺が旅館の予約をしていないために名前を全く覚えていないことが残念ですが、気になったら高橋に聞いてみてください。かなりいい湯につかることができました。お詫びといっては何ですが、旅館で食べた魚卵の天ぷらとビーフシチューの写真をどうぞ。いや~北海道は何を食ってもうまいね!ちょっと値が張ったけど旅行ハイだから全然OKOK!!!



 3日目(北海道上陸2日目)はとうとう、札幌に向けて舵を切ることになった。というか3日目の宿が札幌近くの宿だからチェックインまでにそこへ到達している必要があるのだ。直接行ったって面白くないので冒険者である俺たちは登別の山を峠越えして、洞爺湖に向かうことにした。

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 さっっっぶ!!!!(ガクブル)春の北海道を舐めてはいけない。GWだろうと峠を越えるほど高い標高を通ると普通~~に雪だらけで信じられないくらい寒かった。冬装備できていなかったら走りなが全身が凍結して意識を落として永遠の眠りにつくところだったわ。こんな環境で生きて行ける登別クマ牧場のクマさんたちはすごいね~。俺たちが超えたのは「オロフレ峠」と呼ばれる峠で、登別洞爺湖の間くらいにある。ちなみに写真の奥に見えるのは北海道の富士山こと羊蹄マウンテンだ。でっかいね~


 そして洞爺湖へ到着。いちいち言うことじゃないんだけどすっごく大自然(語彙力消滅)。北海道はどこをツーリングしていても楽しいよ!洞爺湖には市街地もあるらしいのだが、とりあえず走ってたらモニュメントっぽい奴を発見したのでバイクを降りて撮影してみました。怖くない?この銀の女神みたいな人。FF7のジェノバですよね完全に。ここってニブルヘイムでしたか?母さん、また奴らが来たよ.......

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 見ろよこの水のキレイさをよ。キレイすぎて魚なんか住めないんじゃないかってくらいの清流具合よ。触ってみたけど流石にクッソ冷たかった。洞爺湖は初めて行ったんだけど、湖の真ん中に島があって、そこまで船で行けるらしいよ、なんか資料館があるとかないとか。そんなわけで、洞爺湖の地図を下に載せておきますので確認しておいてね。



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は?(威圧)







 




この奇麗な画像でゆるし亭ゆるして。関係ないけどTOYAKO LAKEみたいな表現好き。MEIJI TORI AVENUE.TAKAO SAN MOUNTAIN.頭痛が痛い.....

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 それから俺たちは洞爺湖のシティーエリアに移動した。ここの辺はホテルやメシ屋が立ち並んでおり、なかなか発展している印象だった。洞爺湖といっても北海道はすべてのスケールがでかく、湖もでかいのでおそらく、俺たちの行かなかった湖畔でも同じような街が複数見られることだろう。


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 これはその市街地で発見した渋谷109だよ。109ってかいてあるから渋谷に決まってんじゃん。よっしゃいつも通りタワレコ行ってレコード買ってフライデーズでハンバーガー食ってギョロギョロに飲み行くど~!





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 ちょうどお昼ってことで散策しまして、うまそ~なラーメン屋を発見したので着陸。地元でも人気の店のようで明らかに観光客でない人間であふれていた。おそらく気難しいであろう店主と奥さんの2人で切り盛りしているらしく、テンポはよくないがラーメンはおいしかったぞ。珍しいのは写真の左下のように「フ」が入っていたことかな。うんうん、こういうのでいいんだよ。店の名前は「でめきん食堂」。ぜひ行ってみてほしいね。

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 …ってオイイイィィィィィ!!!銀さんんんんん????なんで銀さんがいるの?洞爺湖だからですかコノヤロー。はい、洞爺湖のあたりのお土産屋さんに銀の字がいました。中に木刀もありましたが俺たちの期待した腐女子さんたちはいませんでしたね。この時ってもう銀魂終わってたんだっけ?う~ん微妙な時期。



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は?(威圧)



 洞爺湖を心行くまで堪能した俺たちは、日が落ちる前に本日の目的地である「定山渓温泉」というところへ向かった。洞爺湖から札幌に向かうには羊蹄山の付近を通る必要があるため、羊蹄山をなめしながら、道の駅で寄り道しながら向かったのだが、羊蹄山にさらに近づくと良いツーリングスポットがあるらしくバイクの数が多かった。余談だがバイクツーリストはすれ違う時に片手をあげて相手のライダーに挨拶をする。これは「ヤエー」というライダー特有の文化なんだけど、北海道は流石聖地だけあってどいつもこいつもヤエーをしてくるから俺たちはすっかりいい気分なのであった。

 個人的には道の駅で幻の野菜「ホワイトアスパラ」を買いたかったのだが、5月初旬はちょっと早かったみたいでまだ収穫されていなかった。残念。ブチ切れた俺は道の駅でほかの野菜を買いまくり、クソ高い配送料も気にせず実家に送ることにしたのだ。定山渓温泉に到着したころには火が陰ってきていたので写真は撮っていないが、山の間に切り開かれた典型的温泉街って感じだったよ。

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 注目してほしいのはホテルの近くにあった居酒屋「北のかっぱ」よ。俺たちは店で飲む酒に飢えていたので近くにあるよさげな居酒屋に行ったんだが、ここが大当たりだったね。写真の通りどでかいホッケや、ほかにも海鮮や肉類など北海道のおいしいメシをたらふく食べることができた。ここもジモティー御用達のお店のようで、知り合いらしき人からの電話を店主が対応していた。面白いのが、店主がかなりテキトーな人で、俺たちともう1組くらいが酒を飲んでいただけなのに、新しく来た客に対して「もう今日はいっぱいなのよ~!」とどう考えてもウソの対応をしていたこと。人柄は優しく、いい人だった。また、グーグルマップに載っている北のかっぱの口コミに「水割りがとてもミンミンした感じだ」とかいう韓国人のレビューがあって、なぜだかわからないけど爆笑した。ミンミンした感じってなんだよ。ミンミンした感じってなんだよ。(大事なことなので2回言いました。)


 4日目!この日はバイクツーリングというより、札幌界隈の観光地を巡るぞ~!という感じの感じよ。いや~札幌は運転しづらい!しづらい!車も多いし、なんかみんな運転荒いしな~。一応地方都市だけあって、ビル群?があって、ま~発展してるんじゃないか? 

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 と、ということで札幌に上陸しましたわゾ~!右の写真はよくわかんないけどテレビ塔。名古屋もそうだけどテレビ塔ってビル群の中の大通りのセンターが公園っぽくなっている場所にしか建てちゃいけないのか?

 この近くに石川啄木の像があったので写真を撮りました。噂によると石川啄木は札幌で相当女遊びしてたらしいね~





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 上は時計台とクラークさん。時計台はビル群のど真ん中にいきなり現れたからビビったね。クラークさんなんですが、みんな気を付けた方がいいよ!駐車場に入るためにとんでもない車の行列に並ばないといけないから!俺たちは近くのコンビニに停めて歩きで入るというプロアクションリプレイをつかったよ。たぶんダメ。よい子はマネしないでね!そして、さらにびっくりしたのがクラークさんの銅像よ!これも写真を撮るためにとんでもない人が行列をなしているから、俺は遠くから写真を撮るにとどまりました。クラークさんがこんな都市部にあるのになぜ札幌ドームが見えるほど見晴らしの良い開けた場所にいるのかというと、この広場の周りは北海道大学の研究施設的な何かがあり、そのために一般人の入れないエリアが広大に鎮座しているからなのです。

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テッテトゥテトゥ~ン♪(Windows定期)


こんなに走り回りたい草原があるのに研究エリアだとかで入れないんですよね~。北海道大学での研究に詳しい専門家の高橋さんによると、このあたりのエリアではいおちぃのクローンが疑似社会で生活をするという実験が行われているようです。


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 その後、完全に俺のわがままによって俺たちはとある場所に向かうことになったのである。地下鉄で!!!バイクはその辺に捨てました(爆笑)。東西線ってコイツどこにでもいるな。NYやLDNにもあるに違いない。そして全部乗車率300%くらい混んでるに違いない。




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 「そりゃどんなものでも鍋だよ 鍋でつくってんだから」、「腹を割って話そう」、「どーも 奥さん 知ってるでしょ? 大泉でございます おいパイ食わねぇか」、「ウイ・アー・オール・メン」、「僕は一生どうでしょうします」

 そうです、我々は水曜どうでしょうの前枠跡枠で使われるとある公園にやってきたのです。この公園の裏には旧HTBがあり、手軽に撮影できたんですね~。今は別の場所に移動しているのですが、同じようなどうでしょうファンが数組、写真や動画を撮っておりました。コアなファンってすげ~。俺はニワカです。



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 メシ!北海道!!上手い海鮮!!!このセリフを何回吐いたことか。せっかく札幌に来たのでウニが食いてぇウニが食いてぇと高橋がぬかしやがるので、2人で有名店のウニを食べました。見てよこの写真いっぱいに広がった幸せを。俺が頼んだのはウニとサーモンのハーフアンドハーフ。実は俺ちっちゃいころに岩手県の宮古でウニを食べたんだけど、その時は「くっせ!」という感想しかなくて食えなかったんですよ。でもこのウニ丼は全然臭くない!てかうまい!ニッコリ!好きなものが増えて幸せの予感きっと誰かを感じてる Fall in love ロマンスの神様この人でしょうか?


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 俺たちはすっかり本来の目的を忘れていたよね。アイヌの財宝だよ財宝!探さないと!メシ食ってる場合じゃないよホント!ということでゴールデンカムイというアイヌ漫画でよく参考にされていることでおなじみの「北海道開拓の村」に足を運んだよ。北海層開拓の村とは、北海道の歴史的建造物を配置した歴史資料館のような場所で、個人的にこういうのが好きな俺は楽しかった。


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 村の中はとても広く、フェリーの時間が差し迫っている俺たちが全部回れるほどの広さはとてもじゃないけどなかったのが残念だ。左の写真のように馬が謎の電車を引いていた。もっとゆっくりしたかったな~。ゴールデンカムイの作者はここにある建造物を取材したようで、劇中で何度もここにある建造物が出てくる。ニシン御殿が大きくて圧巻だったし、北海道で生きる人々の息吹を間近で感じられた気分になってとてもよかった。皆さんもぜひ行ってみてね。感じとしては名古屋の明治村に近いかな~。


 これにて北海道の旅はおしまい!超高速で苫小牧に戻り、再びフェリーに乗って帰るのでありました。金塊?砂金?なかったよ。あるわけないじゃん。ゴールデンカムイでも見つけられてないんだから。ふざけるな。そんな過度な期待をしてもらっても困るんだよ!


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 ↑苫小牧港で疲れて寝る人、ぴんぴんしている人


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 ダメ押しとばかりに大洗でうまいシースーを平らげて、豪雨の中の中家路につくのでございました。ちなみに帰りのフェリーは海がおとなしかったからそんなに酔わなかったけど、高校生の集団みたいなやつらが酔いまくってて草生えた。いや、明日は我が身。







【振り返ってみて】

 1年ぶりに振り返ってみて、結構忘れてるところもあったけど、北海道はバイクの聖地ってのは本当なんだ!って感じました。道は広く、自然豊か。メシもうまいし、観光資源も豊富で、できるならもっと長くいたいな~って思いました。ただ、バイクで走るべき有名な道路や更なる大自然は、今回行った都市エリアではなく、知床のほうにあったりします!なので、次回があったらそっち方面のもっと自然が多くて走りやすいエリアをバイクでかっ飛ばしたいと思いましたね!みんなも、ぜひぜひ~



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