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第1回 最近聞いてよかったミュージシャン

  • 執筆者の写真: Chip Jacky
    Chip Jacky
  • 2020年6月14日
  • 読了時間: 5分

 雨のせいで何もやることがない場合、このように文字を打ち込むという暇つぶしをすることになるわけです。皆さんはどうですかね?自粛は解除されたけど、なんかまだ大手を振って歩けるような状況ではないですしね~。そんなわけで、今回は最近Apple Musicで聞いて「アラ、いいですね」が何度も押し寄せた、最高のミュージシャンたちをお勧めしていくんですが、ことの発端は、史子が収録にやって来た際、「とんでもないおサセがやって来た!」と思ってしまったことに始まりがあるのです。そもそもおサセというのは、誰にでも身体を許す女性のことでありまして、そんな女が来たと思ったら「アラ、いいですね」が何度も押し寄せてきてしまいまして5回目の「アラ、いいですね」まで待てなくなってしまい、最初のキスを仕掛ける事になってしまいました。さらに収録中、あなたは、このタレントレベルではあり得ないような いっちょ前のフェロモンを出してきたので僕の中に「年のわりには好き者なんだ」という思いがよぎり、2度目3度目のキスを仕掛けるという形になってしまいました。今回、私的には、「このタレントレベルでもキスはないんだな」ということが分かったことは大きな勉強となりました。


ガキの使い総合演出・世界のヘイポー


①Narco-lepsy

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 一発目は日本のバンド。ナルコレプシーと読むっぽい。ナルコレプシーってすぐに気を失っちゃう病気のことでしたっけ?3人組で活動しているようだが、最近メンバーが増えたり、ライブだと人数が多かったりする。2017年結成のバンドで、音楽性は聴きやすいシューゲイザーのような感じだと個人的には思いました。きのこ帝国に近しい雰囲気を感じる。「α」、「Bible」というEPを聞いたとき、いいな~って思っちゃった。まだ20歳くらいらしいので、ぜひぜひ活動を続けてほしい。しかし、これはあくまで個人的な疑問なんだけど、例えば3人組のバンドで、実際ライブや録音をするときはもっと多くの人がいますって感じのバンドの場合、その人たちはなぜメンバーじゃないんだろうか?そもそもどのようにしてそのバンドが出来上がったのだろうか?仕掛け人でもいるのか?不思議。



②ROTH BART BARON

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 2発目も日本のバンド?というか2人組の音楽グループ。ロットバルトバロンと読ませているようだ。2008年ころから活動し、フジロックやサマソニにも出たことのあるキャリアのあるバンド。公式サイトではフォークロックバンドと書かれていた。確かにフォークロック調のゆったりとしたアコースティックサウンドが曲の根底でなってはいるが、声や楽器の音数が多く、曲によっては壮大だったりもするので、どちらかといえばアーケイド・ファイアっぽい雰囲気がある。おすすめの曲は最新アルバム「けものたちの名前」から、「TAICO SONG」と「MΣ」だ。いいな~と思っちゃった(2度目)。読み方は知らねぇ。



③♰♰♰(Crosses)

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 3つ目はアメリカのバンドだ。Crossesというこのバンドは、俺の大好きなデフトーンズというニューメタルバンドのボーカル「チノ・モレノ(真ん中。以下、チノちゃんとする。)」が2011年ころに始めたサイドプロジェクトバンドである。俺はデフトーンズのファンなのに人から教えてもらうまで存在すら知らなかった。ニューメタルと聞くとなんかうるさそうだと思う人もいるかもしれない。しかし、デフトーンズもそうだが、静と動の抑揚のつけ方が非常にうまく、チノちゃんの作る音楽は全体的に浮遊感にあふれており、透き通ったイメージが頭に浮かんでくるので、俺の大好物なのだ。このバンドは1枚しかアルバムを出しておらず、ライブもやってないので悲しい限りだが、数年前にジャコパス映画のサントラに曲を提供するという謎すぎるムーブを見せているので、もしかしたら数年後にEPくらいは出してくれるかもしれない。今チノちゃんは本家デフトーンズのニューアルバム制作が忙しいので、すぐには無理だろう。また、1枚しか出していないアルバムのジャケットがドストライクでTシャツを何とか買えないか探したが、もはや市場にはなくブチ切れた。



④Brian Blade

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 最後はジャズマンの紹介だ。ブライアンブレイドはアメリカの大御所ジャズマンで、写真の通りドラムを本業としているイカすプレイヤーなのだ。黒人のブレイドといっても鈴木雅之のコラ画像のアイツではない。ジャズマンらしくルイジアナ生まれで、若いころはニューオリンズで腕を磨いていたようだよ。チックコリアやジョンマクラフリン、ノラジョーンズやボブディランと名だたる戦士たちのアルバムやツアーに参加したり、ギターや歌をやったりと、とにかく多彩かつ大物なんだということがわかってもらえれば幸いだ。俺がおすすめしたいのは彼自身のプロジェクトである「Brian Blade Fellowship」名義で発売された「Perceptual」だ。ドラマーなのにドラムが主張しすぎることなく、それでいてドラムフレーズがいつまでも聞いていたくなるほどかっこいい。もちろんほかの楽器もかっこいい。彼の作曲能力の高さがうかがえるよ。ただ、ジャズマンらしくいろんな名義の作品やグループに参加しているせいで、追うのが大変だよ。ジャズマンってなんでみんなあんな感じなの?



 どうだったかな?バランスよくいろんなジャンルの音楽を紹介できた気がするよ。本当は上半期も終わるし、上半期新譜よかったぜランキングでもつけようかと思ったんだけど、Apple Musicに加入してからは本当に気軽に知らない音楽に手を伸ばせるようになって、その結果この上半期に誰の何を聞いたかなんて覚えちゃいなかった。これは、俺がアホなのが9割なんだけど、残りの理由としては気軽に音楽を消費できるようになった結果、個々のミュージシャンに意識が向かなくなったことがあるんじゃなかろうか。究極的な話、Apple Musicが作ってくれたプレイリストとかを聞いていればトレンドも追えるし常に更新されてゆくしね。サブスクも考え物だよね~。それに、個人的にはランキングという形式が好きではないし。


ガキの使いのファン・世界の白ちゃん


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